壮絶な金曜日

その後、闘病中のりょくちゃはいよいよ予断を許さない状況となり、平日朝はタクシーで近所の動物病院へりょくちゃを預けてから会社へ。仕事が終わり次第、車で迎えに行く日々となる。継続的な胃チューブからの給餌でなんとか最低限の栄養を採らせているが、病気の進行は早く、消化吸収ができないまま排泄するような様態が続く。2.8キロあった体重が2.0キロまで落ちてしまった。りょくちゃもこちらもいよいよ限界が来ていた。ようやく金曜日。

  • 20:30 やっと仕事が終わって、動物病院から自宅へ連れて帰える。調子が悪そうだけど、大好きな自宅へ。
  • 22:30 酷い下痢ながらも自力でトイレに通うりょくちゃを涙ながら見守ることしかできない。
  • 26:00 連日の睡眠不足や仕事疲れで寝てしまった僕をりょくちゃが揺り起こす。様態急変。ついに痙攣が始まった。
  • 27:00 頼みの先生に電話を入れるが連絡取れず。悩みまくった挙句、車で2次病院へ緊急搬送する。
  • 28:00 当直「朝まではもたない。連れて帰るか or それでも何か処置するか」→青猫「何かして欲しい!」
  • 28:30 点滴でなんとか奇跡的に持ち直す。当直「一時帰宅してくれ。9時に担当が連絡する。保証はできない」